株式会社mogが開催する「Hello!career well-being!プロジェクト」のイベントに、株式会社メンタルヘルステクノロジーズ代表の刀禰真之介氏が登壇しました。刀禰氏は、「ウェルビーイングのスタンダードを創る」というビジョンを掲げており、リモートワークの普及に伴い、メンタルヘルスの不調を訴える社員が増えていることを指摘しました。そのため、アフターコロナの時代においては、社員のメンタルケアを重視しながら、「社員がやめない会社」を作る方法について解説しました。
刀禰氏は、メンタルヘルスについて話す中で、ストレスとは「期待値のズレ」と定義しました。例えば、タクシーがなかなか来ない時にイライラするのは、期待していた到着時間に対する現実とのズレからストレスを感じるということです。また、ストレスが溜まるとさまざまな症状が現れるため、自分自身のストレス反応がどこか不調になるかを把握することが重要です。
さらに、刀禰氏はメンタルヘルスのセルフケア方法も紹介しました。具体的には、日常のストレスをコントロールするために、散歩やストレッチ、湯船に入ることなどを行うことを勧めました。また、感情の発散や自分が活躍できるコミュニティの存在も重要であり、ママさんたちには子育てと仕事以外の趣味やコミュニティを作ることを提案しています。
さらに、刀禰氏は上司の意識も重要であると強調しました。上司は部下のストレッチゾーンを適切にコントロールし、仕事量や質、人間関係をバランス良く調整することが求められます。そして、上司自身もいつもニコニコとしていることが大切であり、コミュニケーションの接し方も重要です。
&Buzzとしては、企業におけるメンタルヘルスの取り組みは応援していきたいと感じました。特にアフターコロナの時代においては、社員のメンタルケアがますます重要になるでしょう。また、今回紹介されたセルフケアの方法や上司の役割については、多くの企業にとって参考になると考えられます。