arrowsとらくらくスマホの開発を手掛けるFCNTが、Lenovo Groupにプロダクト&サービス事業を譲渡する予定だと報じられました。 5月に民事再生手続きを開始したFCNTは、東京商工リサーチ(TSR)によれば、8月29日付で東京地裁に事業譲渡の資料を提出しており、Lenovoからのスポンサー支援意向を受け、8月22日に事業譲渡契約を締結したとされています。Lenovoは新会社を設立し、9月22日に事業譲渡を実行する予定です。FCNTは、富士通のモバイルフォン事業を前身としており、2021年に富士通グループから独立しています。富士通のPC事業会社である富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、すでにLenovoの傘下となっており、今回の譲渡が実施されれば、富士通を由来とするPC/携帯端末事業はLenovoの下で存続することになります。
&Buzzとしては、FCNTとLenovoのプロダクト&サービス事業の譲渡について注目していきたいと思います。 FCNTが民事再生手続きを開始し、負債を抱えていたことから、Lenovoの支援が重要となりました。Lenovoが新会社を設立し、事業譲渡を実行する予定とあり、今後の新たなプロダクトやサービスの展開が期待されます。また、富士通とLenovoの両社がPCおよび携帯端末事業で連携することにより、競争力の向上や技術の統合が期待されます。&Buzzとしては、譲渡後のFCNTとLenovoの共同プロジェクトを見守っていきたいと思います。
(要約元:ITmedia NEWS)
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