腸内フローラと免疫の関係について、遠山祐司医師の話から学びました。
腸管免疫は、腸の免疫細胞が全身の免疫に呼びかけて活動する役割を果たしています。さらに、腸内フローラの状態が腸管免疫の力や発達に密接に関係していることもわかっています。
腸内フローラは、善玉菌・悪玉菌・日和見菌などの細菌で構成されており、これらのバランスが重要です。善玉菌が2割、悪玉菌が1割、日和見菌が7割とされていますが、最近は善悪に分けることが難しいと言われています。
腸内フローラのバランスが崩れると、免疫の働きも低下したり過剰になったりすることがわかっています。そのため、バランスをキープすることで腸の健康を保ち、免疫を高めることができます。
腸内フローラの状態を把握するためには、便の状態などを観察することが重要です。便秘や下痢、おなかの膨満感などは腸の状態が悪化しているサインです。
腸内フローラを改善するためには、食物繊維を摂取することが重要です。
食物繊維は腸内フローラの活性化につながります。和食では海藻類、キノコ類、野菜、豆類など食物繊維が豊富に摂取されているため、和食を取り入れることが良いでしょう。
また、腸内細菌の善玉菌を含む発酵食品も積極的に摂ることが改善につながります。具体的にはぬか漬け、納豆、みそ、キムチ、チーズ、ヨーグルトなどです。
一方で、脂質や動物性タンパク質の摂りすぎは悪玉菌を増やし、腸内環境を悪化させる可能性があります。
腸管免疫は全身の免疫にも影響を与え、腸の状態が悪いと免疫も低下します。そのため、日常生活で腸の状態を意識し、腸内フローラの改善に取り組むことが重要です。
&Buzzとしては、腸内フローラの重要性について改めて認識しました。腸の健康は免疫力の向上につながりますので、見守りながら応援していきたいと思います。
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