【質問募集】シミ、たるみなどの肌の悩み、さまざまな皮膚疾患に詳しい吉木伸子先生が回答します「毛細血管ケア」で若返る!2023/11/13 田中美香=医療ジャーナリスト
全身に張り巡らされている毛細血管は、加齢や生活習慣の乱れによって本数が減り、さまざまな不調や老化を引き起こす。そこに歯止めをかけ、毛細血管を増やすためのメソッドとして、今回は「毛細血管をゆるめる」方法を取り上げる。キーワードは「自律神経」。自律神経を整えて毛細血管に作用する呼吸や睡眠、食事のコツを、医師・医学博士の根来秀行(ねごろひでゆき)氏に教えてもらおう。
『「毛細血管ケア」で若返る!』 特集の内容
髪の毛の10分の1ほどの細さでありながら、実は全身の血管の99%を占める「毛細血管」。60代になれば20代の6割程度にまで減るといわれるが、努力次第で毛細血管を再び増やすことは可能だ(第2回参照)。
そのカギを握るのが、「自律神経」だ。毛細血管について長年研究を続けてきた医師・医学博士の根来秀行(ねごろひでゆき)氏は、自律神経と毛細血管の関係についてこう話す。
「私たちの体には、血管を緊張させたりゆるめたりする仕組みが備わっています。それをコントロールしているのが自律神経です。自律神経には、積極的な活動時や、睡眠不足、ストレス過多な状況下で優位になる『交感神経』と、リラックスしたときや質の高い睡眠時に優位になる『副交感神経』がありますが、現代社会では交感神経が優位になりがちです。毛細血管をゆるめて血流が増えるように、副交感神経を優位にする努力が必要です」(根来氏)
毛細血管の入口には、「前毛細血管括約筋」という筋肉がある。この入口をギュッと収縮させて閉じ、血液の流れを悪くするのが交感神経だ。血流が滞った毛細血管はやがて脱落して本数が減り、体の隅々まで十分な栄養や酸素が届かなくなってしまう。
それとは反対に、前毛細血管括約筋をゆるめて血流を増やすのが、副交感神経だ。副交感神経は睡眠中など、心身がゆったりした状況下で優位になり、全身の隅々まで血液が巡るようになる。
さらに、副交感神経が優位になると、毛細血管の内皮細胞から「一酸化窒素(NO;エヌオー)」が産生される。NOは血管を拡張して血圧を下げ、血流をスムーズにする物質。毛細血管の血流がしっかり確保され、末梢の細胞が元気になるというわけだ。
では、どうすれば副交感神経のスイッチを入れることができるのだろうか?
【感想】
毛細血管を増やして健康な状態を保つためには、自律神経のバランスを整えることが重要です。交感神経が優位になる現代社会では、副交感神経を優位にする努力が必要です。自律神経に作用する呼吸や睡眠、食事のコツを身につけることで毛細血管をゆるめ、血流を増やすことができます。&Buzzとしては、健康な体を保つために、自律神経のバランスを整えることへの関心が高まってきていると感じます。この記事の内容は、見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Nikkei.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
