【&Buzz口コミニュース】米 7月の個人消費支出の物価指数 インフレ落ち着く傾向は続く | NHK | アメリカ

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アメリカの7月のPCE=個人消費支出の物価指数は上昇率が3.3%となりました。前の月の水準を上回りましたが、インフレが落ち着く傾向は続いています。

アメリカ商務省が31日に発表した7月のPCE=個人消費支出の物価指数は、前の年の同じ月と比べて3.3%の上昇となりました。上昇率は前の月・6月の3.0%を上回りました。

項目別では自動車など耐久消費財は0.5%低下した一方、旅行や飲食などのサービスが5.2%上昇したことが主な要因で、前の月を上回るのは3か月ぶりです。

また、価格変動の大きいエネルギーと食品を除いた指数も4.2%の上昇と、6月の4.1%からわずかに伸びが拡大しました。ただ、去年のピーク時と比べ、インフレが落ち着く傾向は続いています。

FRBのパウエル議長は先週の講演で「適切だと判断すればさらに利上げする用意がある」と述べる一方、追加の利上げに踏み切るかどうかは経済指標しだいだという考えを強調しました。FRBは9月19日から2日間、金融政策を決める会合を開きます。市場ではFRBの政策判断を見通す上で今回のPCEとともに1日に発表される雇用統計が注目されています。

&Buzzとしては、アメリカの7月のPCE=個人消費支出の物価指数が上昇傾向にあることは注意が必要です。特にサービス業の増加が一因となっており、個人消費の拡大が予想されます。一方で、自動車などの耐久消費財が減少しているため、需要の均衡については見守っていきたいと思います。また、FRBのパウエル議長の発言からも分かるように、追加の利上げは経済指標次第ということですので、今後の経済データの動向に注目しながら、経済活動を事業計画に反映させる必要があります。

この &Buzzニュースは、Nhk.or.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。

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