ランタイム更新をモジュール化、「Android 12」以降なら古いデバイスでもセキュリティ・パフォーマンスで恩恵
Googleは、Android Runtime(ART)アップデートの改善を発表しました。これにより、古いOSからアップデートできないデバイスでもパフォーマンスの改善や最新のセキュリティ修正を迅速に提供することができるようになります。「ART」のアップデートは「Google Play」のシステムアップデートを介して行われるため、エコシステムパートナーへの追加作業をほとんど必要としません。また、「ART」のモジュール化により、ユーザーはOSのアップグレードなしに最新の言語機能を利用することができます。現在、「ART 13」では「OpenJDK 11」がサポートされており、次期バージョンの「ART 14」では「OpenJDK 17」がサポートされる予定です。
感想:
&Buzzとしては、GoogleのAndroid Runtime(ART)アップデートの改善は非常に注目に値します。古いOSからのアップデートができないデバイスも最新のセキュリティ修正やパフォーマンス改善を受けることができるため、安全性と利便性が向上するでしょう。ユーザーはOSのアップグレードなしに最新の言語機能を利用できるため、開発者もより多くのユーザーに対応したアプリを提供することができます。Googleの取り組みを見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Impress.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。