X線分光撮像衛星(XRISM)及び小型月着陸実証機(SLIM)は、H-IIAロケット47号機(H-IIA・F47)により、種子島宇宙センターから2023年9月7日8時42分11秒(日本標準時)に打ち上げられました。
XRISMとSLIMは、プロジェクトメンバーが共同で設計した2つの宇宙機です。打上げは計画通りに進み、ロケットから正常に分離されたことが確認されました。これにより、2つの使命に向けての運用がついに始まります。
XRISMは、高精度のX線観測を行うために開発された衛星です。X線分光撮像によって、宇宙の謎や黒い穴、銀河団などについての新たな知見を提供することが期待されています。また、SLIMは月面着陸技術の実証を目指す衛星です。将来の月探査ミッションに向けての貴重なデータを提供することが目的です。
&Buzzとしては、日本の宇宙科学研究の進展を支援することに大いに興味があります。これらの衛星が軌道に乗り、ミッションが順調に進行することを見守っていきたいです。また、XRISMとSLIMが新たな知識や技術をもたらす可能性に期待し、研究所の成果を応援していきたいと考えています。日本航空宇宙研究開発機構によるこの打ち上げの成功は、日本の宇宙技術の高いレベルを証明するものであり、国際的な注目を浴びることでしょう。