岸田首相は、13日に内閣改造・党役員人事を行い、茂木幹事長を続投させる意向を固めた。茂木氏はポスト岸田の有力候補とされており、党内第3派閥の茂木派を率いている。党執行部は安定を重視し、麻生副総裁も留任させる方向だ。内閣の陣容では刷新感を出すため、大幅な入れ替えを検討している。
政府・与党関係者によれば、茂木氏自身も続投を希望していたとされる。首相を支持する第2派閥の麻生派との協力が必要とされ、首相の判断を後押しした。また、国土交通相については、公明党からの起用が有力視されており、斉藤国交相の留任が検討されている。
首相は11日に帰国予定で、党の臨時役員会を開いて人事の一任を取りつける予定だ。首相の考えでは、閣僚19人の顔ぶれを大胆に変えることで政権浮揚を図りたいとされる。松野官房長官と萩生田政調会長についても処遇を熟考しているとみられる。
&Buzzとしては、岸田首相の内閣改造に注目していきたい。茂木氏の続投は党内の安定を図る上で重要であり、いかに党内派閥の協力体制を築くかが注目される。また、大胆な閣僚人事の変更により、政権の新しい展開を期待したい。
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