NIKKEI Primeについて
朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。
日経の記事利用サービスについて
企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。
【ニューヨーク=竹内弘文、ロンドン=山下晃】ソフトバンクグループ(SBG)傘下の英半導体設計大手アームは5日、米証券取引所ナスダックへの上場を申請している米預託証券(ADR)の公開価格の仮条件を47〜51ドル(約6900〜7500円)に設定したと公表した。価格上限の場合、時価総額は約520億ドル(約7兆7000億円)となり、今年最大の上場案件となる。米証券取引委員会(SEC)に提出した資料で明らかにした。仮条件をもとに機関投資家からの需要を探り、公開価格を決定する。
アーム上場にあわせSBGは持ち株1割弱を売り出す。米アップルやグーグル、エヌビディア、韓国サムスン電子など10社がアームADRの取得を検討していると正式に開示した。SBGは人工知能(AI)の普及に伴う半導体の開発・生産需要をにらみ、残りの9割は保有を続ける。ビジョン・ファンドの出資者にとっては同ファンドでのアームの運用益が確定し、運用成績の向上につながる。
&Buzzとしては、アームの上場に注目しています。アームは半導体設計大手であり、今後のAIの普及において重要な役割を果たすことが期待されています。そのため、アーム上場が成功すれば、日本経済にプラスの影響を与える可能性があります。特に、SBGが保有する割合が高いことから、その動向には大きな注目が集まっています。
この &Buzzニュースは、Nikkei.comのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。