【&Buzzの口コミニュース】ワイモバイル新料金に見る「値下げ時代」の終わり | 知ってトクするモバイルライフ | 石野純也 | 毎日新聞「経済プレミア」

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ソフトバンクの低料金ブランド・ワイモバイルが、10月以降に新料金プラン「シンプル2」を導入する。これに伴い、現行プランの「シンプル」は新規受け付けを終了するが、契約中の人はそのまま使い続けることもできる。

新プランではユーザーのデータ利用量が伸びていることを受け、データ通信の容量を増やす。それに合わせ、月額料金も若干だが値上げする。

携帯大手3社は2021年以降、政府主導の「官製値下げ」で収益減に見舞われたが、最近はその影響を脱しつつある。各社とも料金体系の見直しでさらなる回復を目指す段階に入り、ワイモバイルも例外ではない。

シンプル2は、「S/M/L」の三つの料金プランに分かれている。この3段構えは現行プランと同じで比較がしやすい。

Sプランはデータ容量が3ギガバイト(GB)から4GBに、Mプランは15GBから20GBに、Lプランは25GBから30GBに増える。

料金は各種割引(光回線とのセット割など)を適用すると、Sプランが最安値で1078円、Mプランが2178円、Lプランが3278円だ。現行プランがそれぞれ990円、2090円、2970円なので、わずかながら値上がりしている。Lプランは値上げ幅が308円と最も大きいが、ソフトバンクによると、これは他社対抗のため、もともとの料金を安くしすぎていたからだという。

一方、S、Mプランは88円の値上げでほぼ横ばいだ。いずれもワイモバイルにとって主力の料金プランであり、大幅な値上げはしづらかったと見られる。

もちろん容量は増えているためお得感はある。ソフトバンクの寺尾洋幸専務も「ギガ単価(1GBあたりの価格)は値下げしている」と強調する。

では割引適用前はどうだろうか。料金はSプランが2365円、Mプランが4015円、Lプランが5115円だ。

この記事はワイモバイルが10月以降に新料金プラン「シンプル2」を導入し、データ通信の容量を増やすことでユーザーのニーズに応える試みを行っていることを報じています。料金は若干値上がりするものの、データ利用量に見合った容量の増加や割引適用によるお得感があるとされています。

&Buzzとしては、ワイモバイルの新料金プランの導入に注目しています。ユーザーのデータ利用量の増加に対応するため、データ通信の容量を増やすことで顧客満足度を向上させると共に、競争力を維持・向上させる狙いが見受けられます。また、他社対抗のためにもともとの料金を安くしすぎていたLプランの値上げも理解できるものと考えます。今後のワイモバイルの成長を見守っていきたいと思います。

この &Buzzニュースは、The MainichiのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。

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