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7月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は実質で前年同月比5.0%減少しました。特に食料や自動車購入の支出が減り、消費を押し下げる要因となりました。このマイナスの傾向は5カ月連続で続いています。
また、消費支出を構成する10項目のうち7項目で前年同月を下回り、住宅や車など振れの大きい品目を除いた消費支出も3.1%減少しました。食料向け支出は10カ月連続でマイナスであり、生鮮食品においても減少が続いています。
しかし、一部の品目では消費が伸びる傾向も見られます。例えば、交通は13.0%増加し、旅行需要の回復で航空運賃も増加しました。家具や家事用品も0.4%増加し、猛暑の影響で冷蔵庫などの家庭用耐久財が売れたことが要因です。
このニュースを受けて、マーケティング担当者として感じることは、消費の減少が続いている中で、一部の品目で需要が回復していることです。特に外食や旅行といった外出需要の回復は、経済の正常化を示す好材料と言えます。この傾向は&Buzzとしても注目し、今後の動向を見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Nikkei.comのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。