葛飾区立石の「呑んべ横丁」、懐かしの酒場が閉店
東京都葛飾区立石の京成立石駅前、通称「せんべろの街」として知られる地域で再開発工事が始まりました。北口にあった「呑んべ横丁」に並んだ店舗は、先月末に全て閉店しました。そこは昭和の雰囲気を色濃く残し、約70年にわたって地域から愛された酒場でした。五年後には区役所新庁舎などが建設され、新しい街になる予定ですが、多くの人々が懐かしい酒場との別れを惜しんでいます。
工事により懐かしい酒場が姿を消す
工事の始まった立石駅前の「呑んべ横丁」には、狭い路地と木造の店舗が立ち並んでいました。トタン屋根が特徴のアーケード風の天井や共同トイレなど、昭和の香りを感じさせる風景でした。地元の男性は、「汚くても、いつもここで飲んできた。看板が見られなくなるのは信じられない」と淋しさを感じています。
昭和のノスタルジックな場所
「呑んべ横丁」は、1954年に作られた「立石デパート」が原型でした。洋服店やカバン店、寿司店など40店舗以上があり、店舗の上は住居として使われていました。近隣の工場の従業員たちが飲食する場所となり、次第に盛り場となっていきました。立石駅北口地区市街地再開発組合の徳田昌久理事長(87)は、「都内でも昭和のノスタルジックな雰囲気を感じることができる数少ない場所でした」と惜しんでいます。
&Buzzとしては、このような昭和の風情を感じさせる場所が次第になくなっていくのは寂しいことです。新たな街に生まれ変わることは理解できますが、昔ながらの酒場が失われることは、多くの人々にとっての思い出や憩いの場でもありました。今後の再開発が地域に与える影響や、新しい街の魅力にも期待したいと思います。
この &Buzzニュースは、Yomiuri.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
