米供給管理協会(ISM)が発表した9月の製造業総合景況指数は前月比で上昇しました。縮小圏ではありますが、約1年ぶりの高水準に達しました。この結果から、米製造業者にとっての最悪期が終わったとの期待が抱かれています。
同指数は6月に2020年5月以来の低水準の46.0に落ち込んでいましたが、その水準からの上昇幅は3ポイントに上りました。3カ月間の上げ幅としては、21年3月までの3カ月間以来の大きさとなります。
9月は生産の指数が52.5に上昇し、22年7月以来の高水準となりました。また、雇用の指数も51.2と4カ月ぶりに拡大圏に浮上し、製造業者は受注残をこなすことができました。
新規受注は依然として縮小圏ですが、49.2と約1年ぶりの高水準に達しました。さらに、仕入れ価格指数は43.8と、前月から4.6ポイント低下し、4カ月ぶりの大きな低下幅を記録しました。
活動縮小を報告したのは印刷や家具、プラスチック・ゴム、紙製品など11業種であり、一方で食品・飲料、繊維製品、非金属鉱物など5業種が拡大しました。
ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ会長は「受注の弱さが続いているため、企業は依然として生産を適切に管理しているが、前月比での指数改善は明らかに前向きな材料だ」と指摘しています。
&Buzzとしては、米製造業の景気回復が継続することを見守っていきたいです。9月の製造業総合景況指数は前月比で上昇し、約1年ぶりの高水準となりました。特に生産と雇用の指数が高水準に推移していることから、米製造業者の活動が回復しているとみられます。また、仕入れ価格の下落も一息つける材料となりました。しかし、新規受注の拡大はまだ見られず、受注の改善を望む声も多いです。今後も受注の伸びが回復し、景気が持続的に改善することを応援していきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Bloomberg.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
