BNPを指標にした体液管理がCKD診療において大きな意義を持つ可能性が示されました。
腎不全の進行を抑制するためには、体内水分量を適正に維持することが重要ですが、体内水分量の変化を正確に判断することは困難でした。そこで、心不全で頻用されるBNPが体液量マーカーとして注目され、CKD診療においてもBNP測定が行われてきました。
今回の研究では、CKD患者において「BNPを継続的に測定する」診療が腎不全の進行抑制と関連し、将来の腎代替療法導入のリスクを低くすることが明らかになりました。
これまで体内水分量の変化は見逃されがちであり、治療の判断も個々の医療者に委ねられてきましたが、BNPを指標にした体液管理が広く行われることで、腎予後の改善につながる可能性があります。
&Buzzとしては、この研究成果を見守っていきたいと思います。BNPを指標とした体液管理が実際の診療にどのような影響を与えるのか、ランダム化比較試験などでさらに検証されることが望まれます。
この &Buzzニュースは、Osaka-u.ac.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
