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【&Buzzの口コミニュース】モテない男性は「女性に対する理想が高い」は間違いだった – ナゾロジー

&Buzzのサイエンスニュース

2023年10月4日(水曜日)
「インセル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?インセル(incel)とは、「Involuntary celibate」の略語で、直訳すると「不本意な禁欲」という意味になりますが、これは主に女性と関係を持ちたいにも関わらず、経済的な理由などさまざまな要因から「意に反して独り身の男性」を指す言葉として使われています。

最近、インセルという言葉が話題になっていますが、具体的な研究が少なく、多くの意見や評論は根拠のない推測に基づいていました。しかし、アメリカのテキサス大学心理学科のウィリアム・コステロ氏ら研究チームが最近行った研究により、インセルとして自分を認識している男性は、精神的に多くの問題を抱えており、恋愛相手に対する理想も一般の男性よりも低いことがわかりました。

この研究の詳細は、2023年9月6日付けで『The Journal of Sex Research』誌に掲載されています。

インセルという言葉は、1990年代にカナダ人の女子学生が作り出した造語でしたが、その後、2010年代にはインターネット上のサブカルチャーと結びつき、一般的な言葉となりました。

インセルは元々、恋愛や性的な関係に憧れながらも、それが叶わない男女を指す中立的な言葉として使われていましたが、現在では主として若年層の男性を指す言葉となっています。日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、「非モテ」や「弱者男性」といったネットスラングと結びつけて理解する人が多いようです。

一部のメディアや研究者からは、インセルのコミュニティが「過激な思想を流布して周囲を扇情している」として批判されることもあり、実際に無差別殺人事件を起こしたインセル自認者も存在します。

コステロ氏は、「人々がインセルについて興味を持つのは、裏を返せば恋愛の成功が、私たちの心と体の健康、経済的な成功、さらには社会的な地位を示す指標としても非常に大切だと考えているからです」と述べています。

最近は世界中でマッチングアプリが流行し、多くの人が出会いを求めている印象を受けますが、実際には多くの人が上手く出会いの場を得られていないことの裏返しとも言えるでしょう。

モテない人たちがどのような心理的特性を持つか調べることは、精神医学の治療において重要な知見と言えます。コステロ氏は、「恋愛や性的な関係を持つことができないと感じることが、精神的な健康にどのような影響を与えるのか」を明らかにするために、インセルについて調査することにしたのです。

この &Buzzニュースは、Nazology.netのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。

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