わが国のHIV感染者およびAIDS患者の報告数は減少傾向となっています。 2022年の新規報告数はHIV感染者632人(男性609人、女性23人)であり、AIDS患者252人(男性237人、女性15人)でした。これにより、HIV感染者とAIDS患者を合わせた新規報告数に占めるAIDS患者の割合は28.5%となり、前年より減少しました。ただし、2019年の26.9%と比較するとまだ高い水準です。
&Buzzとしては、HIV感染者およびAIDS患者の報告数の減少を見守りたいと思います。そして、HIV感染者とAIDS患者が早期に診断され、治療を受けることの重要性を広く伝える必要があります。地域ごとでの検査体制の充実や、検査機会の提供の拡大など、予防対策を進めるために取り組むべき課題もあります。健康を守るためには、個人の自己防衛だけでなく、社会全体で取り組む必要があります。
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