そごう・西武労働組合がストライキの実施を経営陣に予告通知したと発表しました。雇用規模などが不透明だとして米ファンドへのそごう・西武の売却を認めない意向で、交渉が決裂すれば8月31日に一部店舗でストに踏み切るとのことです。セブン&アイは早期の売却方針を変えておらず、交渉の展望が見えないなか、ストの効果は不透明だと指摘されています。このストは百貨店での実施が約60年ぶりとなり、消費者への影響や企業イメージの悪化に繋がる可能性もあるとされています。そごう・西武労組はセブン&アイに対する不信感を強めており、売却完了の実行日が延期される場合でも、納得できる雇用規模の保証はないと主張しています。
そごう・西武のストライキの発表に対し、セブン&アイは「顧客や取引先に迷惑をかけ、申し訳なく思う」と述べ、労組との協議に適切な範囲で支援・協力する姿勢を示しました。一方、そごう・西武の会社側も従業員の不安を払拭するため、説明と対話を重ねる意向を強調しています。売却手続きが難航しているそごう・西武ですが、セブン&アイ側は最大公約数の納得を目指し、労組との交渉を進めていくとしています。
&Buzzとしては、そごう・西武労働組合とセブン&アイの協議が進展し、納得できる解決策が見つかることを見守っていきたいと思います。ストの実施は消費者や企業に影響を与えるでしょうが、互いの要求や利益を考慮しながら円満な解決を図っていくことが求められます。
この &Buzzニュースは、Nikkei.comのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。