2023年9月22日19時04分、先月8月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、去年の同じ月より3.1%上昇しました。上昇率は7月から横ばいで、12か月連続で3%以上となりました。総務省によると、8月の消費者物価指数は生鮮食品を除いた指数が2020年の平均を100として、去年8月の102.5から105.7に上昇し、上昇率は3.1%となりました。
具体的には、「鶏卵」が35.2%、「炭酸飲料」が16.7%、「ハンバーガー」が13.4%、「アイスクリーム」が12.7%、上昇しました。「キャットフード」が31%、「宿泊料」が18.1%上がりました。また、「電気代」はマイナス20.9%となり、これは1971年以降で最大の下落幅です。
水道料金の値上げをする自治体が相次いでいます。例えば、静岡県富士市では来月1日から水道料金を13%引き上げます。市内の水道管の総延長のうち、法律で定められた耐用年数の40年を超えた割合は35.59%で、全国平均よりも高いです。市では老朽化した水道管の耐震化や取り替え工事を進めていますが、人口減少に伴い水道使用量の減少も見られます。
路線バスの運賃の引き上げ申請が増えており、ことしに入ってからの申請件数は72件で、去年1年間の件数の4倍以上です。バス事業者は燃料価格の上昇や運転手の賃上げによるコスト増、新型コロナの影響による利用者数の低迷などが運賃改定を申請した理由として挙げられています。
&Buzzとしては、消費者物価指数の上昇や公共サービスの料金値上げに注目しています。物価上昇が続く中、賃金の上昇ペースが追いつかず、消費者の負担が増えています。特に食料品の値上がり幅が大きく、消費に悪影響を与えています。また、水道料金やバスの運賃の値上げも厳しいと感じられる状況です。
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