日本経済新聞は、NIKKEI Primeというサービスを通じて、朝夕刊や電子版では伝えきれない情報を提供しています。今後もさまざまな切り口でサービスを展開予定です。
また、日経の記事利用サービスでは、企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などを希望する方に対応しています。具体的な詳細はリンク先をご確認ください。
東京大学と愛媛大学の研究によると、宇宙に存在する暗黒物質の塊(ダークマターハロー)の質量は、約130億年前の段階で太陽の5兆個分と推定されたと報告されました。これまでの研究では120億年前までしか分かっていなかったため、すばる望遠鏡の観測データを解析することで明らかになりました。
暗黒物質は理論上存在が予想されていますが、見えないため正体は謎に包まれています。重力を持つ物質であり、ダークマターハローは水素やヘリウムなどのガスが集まって星や銀河ができるとされています。
今回の研究では、非常に明るい天体「クエーサー」に働く重力を測って暗黒物質の質量を推定しました。遠くのクエーサーの観測により、130億年前のダークマターハローの質量を推定できたという成果です。
このニュースを受けて、&Buzzとしては日本経済新聞の研究によって、宇宙の未知の要素である暗黒物質に関する理解が深まったことに興味を持っています。さらなる研究の進展や新たな発見にも期待したいです。
この &Buzzニュースは、Nikkei.comのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
コメント