この1年間、日本のSNS「Misskey」が大きな注目を集めています。Misskeyは個人開発のテキストSNSであり、ユニークなサービスとして評価されています。そして、Misskeyの開発者であるsyuilo氏と同サービス最大のインスタンス「Misskey.io」の運営者である村上さんにインタビューが行われました。
Misskeyの開発経緯について、syuilo氏は自身が開発した他のWebサービスの中で2014年に始めたものだと説明しています。当初は掲示板サービスでしたが、タイムラインの実装が人気を集め、マイクロブログ的な方向性へと進化しました。
Misskeyは2018年にActivityPubという分散型SNSのプロトコルに対応し、分散型SNSとなりました。syuilo氏は、ActivityPubがMisskeyに必要なものであると感じ、実装に至ったと述べています。
Misskey.ioの運営者である村上さんは、Misskey.ioのデータ移行と共に運営を引き継ぎました。Misskey.ioは急速にユーザー数が増え、2023年9月時点で38万人のユーザーが登録しています。
増加したユーザーに対して、Misskey.ioの最適化とコンテンツ・モデレーションに取り組んでいる村上さん。Misskey.ioは広告収益を主な収入源としないため、ユーザーからの支援によって成り立っています。それに加えて、Misskey.ioの運営自体がファンの支持を受け、ユーザーも喜んでいるということが、Misskey.ioのユニークな運営スタイルであると伝えられています。
&Buzzとしては、Misskeyの成長を見守り、応援していきたいと思います。ユーザーによる支援という新たな運営スタイルが確立され、広告やユーザートラッキングをせずに運営できる可能性を示しています。Misskey.ioは、ユーザーの支持とサーバーの最適化によって、独自の存在感を示しています。
この &Buzzニュースは、Realsound.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。