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【&Buzzの口コミニュース】ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した「土星」【今日の宇宙画像】 | sorae 宇宙へのポータルサイト

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sorae 宇宙へのポータルサイトが2023年7月5日の記事内で紹介した『ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えた「土星」』は、ハッブル宇宙望遠鏡とは異なり、ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線波長(3.23μm)によるデータを元に作成されたものです。土星の大気中のメタンガスは太陽光を吸収するため、可視光線波長では土星本体が暗く見えますが、氷でできた環は明るく残るため、「暗い本体に明るい環」という姿が写ります。また、ウェッブ宇宙望遠鏡のNIRCamはA環の外側にある細いF環も捉えており、長時間の露光により、より暗い環も調べられるようになります。さらに、画像左側には土星の衛星も確認できます。

感想:このウェッブ宇宙望遠鏡による土星の画像は、従来の観測とは異なる近赤外線波長で捉えており、特異な姿を見ることができます。土星の大気のメタンガスの影響により、本体が暗く、環が明るく写ります。ウェッブ宇宙望遠鏡の性能により、細いF環や他の暗い環も調査できる可能性があり、これからの観測結果に注目したいと感じます。&Buzzとしては、ウェッブ宇宙望遠鏡の研究や成果を見守っていきたいと思います。

この &Buzzニュースは、Sorae.infoのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。

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