2023年10月29日、エルゼビアと大学図書館コンソーシアム連合との間で、オープンアクセス推進の転換契約が発表されました。この契約では、大学図書館が支払っていた学術雑誌の購読料を、研究者が論文掲載料として支払う形に段階的に移行するという内容です。京都大学や早稲田大学など57校の大学図書館連合会会員がエルゼビアと交渉しました。
大学図書館コンソーシアム連合によると、転換期間は2024年から3年間で、国内の各大学がエルゼビアと個別に契約を結ぶ予定です。交渉に参加した57校を含む国内の約140校が転換契約に興味を示しているとのことです。この契約は、購読とオープンアクセス出版を組み合わせることで、大学や研究者の負担を軽減し、大学のニーズに合った出版方式への切り替えを目指しています。
大学図書館コンソーシアム連合運営委員会委員長の小陳佐和子大阪大学図書館事業部長は、「各大学が契約を結ぶまでにはさまざまな検討や調整が必要になるが、合意内容の実践でオープンアクセスの推進に取り組みたい」とコメントしています。
エルゼビアは学術分野の出版や情報分析を手掛ける企業で、2,800以上の電子ジャーナルや4万6,000以上の電子書籍を刊行しています。
&Buzzとしては、この転換契約は学術界のオープンアクセス推進に大きな一歩であり、大学や研究者の負担軽減に貢献するものと考えています。国内の多くの大学が興味を示していることも、オープンアクセスの重要性が認識されていることを示しています。今後の契約の進展を見守っていきたいと思います。
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