2023年ももうすぐ終わろうとしています。我々の世界は近いうちに、ロボットが溢れかえるようになるでしょうし、今現在はその準備している段階といえるでしょう。
SFの世界ではAIの知能が取り返しのつかないところまで進化し、人類を打ち負かして権力を獲得する未来が描かれていますね。
こうした未来も興味深いとは思いますが、現在のところ人類を取り巻くロボットは悲しい定めを持った創造物といえるでしょう。彼らは日々「シーシュポスの岩」(徒労)的なミッションに奮闘しているように見えるのです。
そんなロボットたちのなかでも、これまで作られた最も悲しきロボットと思われる10例を紹介いたします。
まず、New York Times紙が初めて使用した単語をツイートするボット、@NYT_first_saidです。このボットは人々に好かれてはいますが、ほとんど報われない仕事ともいえると思います。2019年に、このツイートボットが1単語をツイートしました。それが「nytfirstsaid」でした。これは@NYT_first_saidにとって自分自身を語る最初で最後の機会でした。このなんともいえないストーリーに物悲しさを感じます。
そして、NASAの火星探査車キュリオシティ。このロボットは今もひとりで火星の表面を歩き続けています。しかし、たった一回だけ、火星到着1周年を祝って「ハッピーバースデー」を歌いました。それ以降は歌うことができなくなり、キュリオシティが孤独に頑張っている姿に物悲しさを感じます。
カナダの研究者が立ち上げたヒッチハイクロボット、Hitchbotも悲しい物語を持っています。彼がアメリカ横断の旅をしていた最中に破壊されてしまいました。
さらに、Samsungが折りたたみスマートフォンをテストするために作ったロボットも悲しい存在と言えるでしょう。彼の存在意義はスマートフォンの開閉だけでした。
ニューヨーク市警のロボコップ、K5も悲しい存在です。彼はパトロールするだけでなく、残りの人生をタイムズスクエアで過ごすために作られました。
自動運転タクシーを運行するCruiseも問題を抱えています。彼らのタクシーが歩行者を引きずって走行してしまったことや、後部座席でカーセックスする人々がいたことが問題となりました。
さらに、目の前でロボットを破壊する人々や、自律型食品配達ロボットへの危害を加える人々も存在します。
そして、チェルノブイリ原発事故後に派遣された60台のロボットも悲しい末路を辿りました。彼らのほとんどは放射能の影響に耐え切れず、最終的には汚染された廃棄物となってしまいました。
最後に、グッゲンハイム美術館に展示されたアート作品「Can’t Help Myself」も悲しい存在と言えるでしょう。この作品は、血のような液体の溜まった空間で赤い液体を掃除し続けるロボットを描いています。
これらの物語はどれも悲しさを感じさせますが、&Buzzとしてはそれぞれのロボットの努力や彼らが抱える課題に思いをはせ、これからも彼らの活躍を見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Gizmodo.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
