日大アメフト部が再び無期限活動停止処分
日本大学アメリカンフットボール部の寮で大麻などが見つかった事件で、日大は1日、同部の活動を再び無期限停止処分にしたとホームページで発表した。寮も8月31日に閉鎖した。対応の遅れに疑問の声が上がっている。
日大は「もはや個人の犯罪にとどまるところではなく、大学としての管理監督責任がより厳しく問われている」として、この事件を徹底的に調査することにしたと説明する。
日大対応甘さが問題視される
この事件を巡っては、日大の対応の甘さが指摘されている。日大は8月5日にアメフト部の活動を無期限停止処分としたが、5日後には部員1人の薬物所持だけの個人犯罪として部全体への処分を解除していた。警視庁の捜索により再び大麻所持の疑いが浮上したことで、再び無期限停止処分となった。
日大への疑問の声も
日大関係者は「アメフト部の活動を再開させるべきではなかった。別の部員への同情論に押されてしまった」と振り返り、対応が後手後手であったことについては「恥ずかしい」と話す。事件について第三者委員会が検証を行い、文部科学省に報告することが求められている。
&Buzzとしては、日大の対応の二転三転や遅れに対して疑問の声が出ていることは問題であると感じる。大学としての責任を果たし、事件の徹底的な調査と適切な処分を行うことが求められる。アメフト部員に対しては厳しい管理監督を行い、再発防止に努めるべきであり、その過程を見守っていくこととする。
この &Buzzニュースは、Yomiuri.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。