JERAセ・リーグ 広島3―5中日(1日・マツダスタジアム)
広島は、打線が3点差を追い付く粘りを見せながら、最下位・中日相手に痛恨黒星を喫した。首位・阪神とのゲーム差は6・5となり、優勝マジック18の再点灯を許した。
3―3同点の8回、リーグ最多35ホールドの島内が、カリステに痛恨被弾。簡単に2球で追い込みながら、3球続けたチェンジアップを左翼席に運ばれた。さらに1点を追加され、6月15日の楽天戦(マツダ)以来の3敗目を喫した。打線は6回に2得点で同点に追い付いたものの、1死一、三塁の好機で末包、代打・松山が連続三振と勝ち越し機を逃していた。中日戦は3連敗で対戦成績9勝9敗1分けと苦戦を強いられている。
以下、新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。
―8回に勝ち越しを許した島内について
「いつも抑えてくれている。こういう日もあります」
―打線は劣勢から粘りを見せた
「いつも通り、最後まで食らい付いてひっくり返すという、最後までそういう気持ちがあった」
―先発で5回3失点の玉村について
「一つ一つのボールは良かったと思います。ボール自体、良かった。(3回のカリステの被弾は)今までホームランゼロのバッターに、1球の怖さというのは分かったと思うし、彼の場合は打たれても経験として成長してもらいたい」
―小園が4回に反撃のソロを放ち、6回も同点の起点となった
「ずっと状態はいいと思います。今日も(本塁打は)インサイドの難しいボールだったと思うけど、しっかりとバットが振れていると思いますし、いい反応だったと思います」
―3番打者としての期待
「持っているものは素晴らしい。今も状態はいいですけど、まだまだ彼は成長途中。もっとできると思います」
―リリーフ陣の中で6回に登板した大道は11試合連続無失点
「今日もタフな打順でしたけど、そういうときでもしっかり抑えてくれますし、イニングの合間に向こうに流れがいっている場面でも、そこをしっかり止めてくれますし、本当にこちらも見ていて成長を感じます。彼も自信を持ってマウンドに上がっていると思います」
&Buzzとしては、広島は打線が粘りを見せていて試合を挽回できる力を持っていることがわかりますが、最下位チームである中日に対して苦戦が続いています。島内投手が勝ち越しの本塁打を許し、チームは再び優勝への道を遠く感じています。しかし、打者の新井貴浩監督はチームへの信頼を示し、彼らが試合をひっくり返す可能性を持っていると述べています。特に小園選手の活躍は注目に値し、彼の成長がまだまだ期待されています。また、リリーフ投手の大道が連続無失点の記録を伸ばしており、彼の成長も感じられます。&Buzzとしては、広島の試合を見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Hochi.newsのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。