Appleの次期スマートフォン「iPhone 15」は、数週間後に登場する可能性があり、期待できそうなうわさがすでにたくさん流れている。ソリッドステートボタンからUSB Type-C(USB-C)充電端子まで、iPhone 15シリーズでは多くのアップグレードが施されるかもしれない。だが、筆者はプロの写真家なので、やはり最も気になるのはカメラ性能だ。
現行モデルの「iPhone 14 Pro」も、市販されているスマホの中ではとりわけ高機能なカメラを搭載した機種の1つだ。トリプルカメラを搭載し、プロレベルのカメラで撮影されたと見まがうほどの写真を撮ることができる。
では、iPhone 15シリーズのカメラ機能にはどのようなアップグレードが予想されるだろうか。そのうわさをまとめてみた。ただし、すべてのうわさは割り引いて読んでおくべきで、真偽のほどはAppleが正式に発表するまで確実ではない。例年のように、9月のイベントを待つことになるだろう。
標準モデルの「iPhone 14」と「iPhone 14 Plus」では、「iPhone 13」シリーズと比べてカメラ機能にそれほど大きな変化はなかった。だが、MacRumorsが業界アナリストのJeff Pu氏の話として報じたところによると、iPhone 15の標準モデルでは大きなアップグレードが予定されているという。イメージセンサーが、iPhone 14/14 Plusで採用されている12メガピクセルから新たに48メガピクセルに移行し、画質とデジタルズームが向上するとされている。現行機種で48メガピクセルのセンサーを搭載するのは、iPhone 14 Proと「iPhone 14 Pro Max」だけだ。
同じ記事では、従来の設計より多くの光を取り入れることができる、新しい3層の積層型センサーが採用されるとも報じられている。センサーに取り入れられる光量が多くなれば、それだけ画質は向上する。Appleが、熱烈な写真家に向けてProモデルの選択を無理強いするのではなく、標準モデルにいくつも新しい技術をつぎ込もうとしているのは、興味深い。
このように、イメージセンサーはiPhone 14/14 Plusより物理的に大型化する見込みだが、iPhone 14 Proモデルで採用されているものほどは大きくならないという報道もある。
さらに高額なモデル「iPhone 15 Pro Max」は、「iPhone 15 Ultra」という名称になるのではないかと言われている。予想屋として知られるTwitterアカウント、Tech_Reveによると、このハイエンドモデルはペリスコープ式望遠レンズを採用し、ズーム倍率が5倍または6倍になりそうだという。
感想としては、マーケティング担当者として&Buzzとしては、Appleの次期スマートフォン「iPhone 15」が登場することで、カメラ性能のアップグレードに大いに期待しています。