最短12年で建設可能な「小惑星ステーション」構想
現在の技術レベルと比較的安価な資金で、小惑星に回転式ステーションを建設することが可能であるという研究結果が発表されました。David W. Jensen氏によると、建設期間は最短で12年、費用は41億ドル(約6000億円)で実現できるとされています。小惑星は重力を無視できるため、遠心力で人工的な重力を生み出すことができます。また、小惑星の資源を利用することで、建材を作成する必要が最小限に抑えられます。建設には自己複製型のクモ型ロボットが使用され、高度な物品の作成も可能です。建設費用は高額ですが、新たな居住区を創造できる可能性もあります。
&Buzzとしては、この小惑星ステーションの構想は非常に興味深いと思います。現在の技術レベルで実現が可能とされており、将来的には地球外の探査や開発を行うための重要な基地となる可能性を秘めています。建設には膨大な資源が必要ですが、その中で小惑星の資源を活用することで、大幅にコストを削減することができます。また、クモ型ロボットによる建設プロセスも興味深いです。この構想が実現すれば、宇宙開発の新たな展開が期待できるでしょう。将来的な進展を見守っていきたいと思います。
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