政府と東京電力が実用化を阻んでいるとされる、近畿大学の研究チームが5年前にトリチウム除去に成功した新技術について、日刊ゲンダイDIGITALが報じています。この技術は、アルミ製フィルターを使用してトリチウム水を含んだ水蒸気を分離するもので、ほぼ100%の分離効果があるとされています。
この新技術の実用化を阻んでいるのは、政府と東京電力です。これにより、福島第1原発処理水のトリチウム除去が進まず、海洋放出を受けて日本の水産物が中国などからの抗議を受けるなど、負の影響が広がっています。
しかし、この新技術の実用化が進めば、放射性物質トリチウムの除去が可能となり、周辺海域や水産物の放射能濃度検査に関わる問題が解決できる可能性があります。
現在、この新技術の品質改良が進められていますが、見守っていく必要があります。トリチウム除去が進めば、福島第1原発処理水の問題に対して一歩前進することができると期待されます。
&Buzzとしては、この新技術の実用化を応援していきたいと思います。福島第1原発処理水の問題は長らく解決策が見つかっていないため、この新技術が実用化されることで、安全性の向上と風評被害の軽減につながることを願っています。
この &Buzzニュースは、Nikkan-gendai.comのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
