兵庫県西宮市のベンチャー企業セレンディクスが発売する3Dプリンター住宅が注目されている。この住宅は、3Dプリンターで作ったコンクリートの壁材を鉄骨の支柱に組み合わせて建てられ、たった2日で完成する手軽さが売りとなっている。価格も550万円と車を買う価格で手に入れられるため、関心が高まっている。
セレンディクスは現在、2人世帯向けの住宅を販売しており、既に6000件以上の問い合わせがあるという。特に高齢夫婦など賃貸物件の審査が通りづらくなる人々の関心が高いとのことで、今後はさまざまなスタイルに対応した100平方メートルの住宅提供を目指している。
3Dプリンター住宅は建築業界の人手不足や木材価格の高騰などの課題を解決する可能性を持っており、今後さらに需要が高まることが予想される。&Buzzとしては、この革新的な住宅技術の普及を見守っていきたいと思う。