2023年8月25日 14時32分
福島第一原発 処理水
東京電力福島第一原子力発電所にたまる処理水を薄めた上で海への放出が始まったことを受けて、水産庁は放出後初めて福島沖でとれた魚に含まれるトリチウム濃度の分析を行っています。結果は早ければ26日にも公表される予定です。
トリチウム濃度の分析報告が公表される予定
福島第一原子力発電所から放出された処理水に含まれるトリチウムなどの放射性物質について、東京電力は政府の方針に従い、基準を下回る濃度に薄めた上で24日から海への放出を開始しました。これに対して水産庁は、放出後初めて福島沖でとれた魚のトリチウム濃度を分析しています。この分析結果は、26日にも水産庁のホームページで公表される予定です。
高速分析装置による迅速な結果報告
分析は海洋生物環境研究所の施設で行われており、原発から約5キロ離れたポイントで水揚げされたヒラメとホウボウのトリチウム濃度を1日程度で分析する専用装置が使用されています。これにより、以前の方法よりも短時間で結果が得られるとされています。水産庁の松本陽 主査研究員は、消費者や漁業者の安心のため、検査を毎日行いたいと話しています。
福島県沖の海水も分析
環境省は放水口から遠い地点や福島県沖の11地点で海水の採取を行い、トリチウムなどの濃度を分析する予定です。これまでの海域モニタリングの頻度を増やして、結果をホームページやSNSで公表する方針です。環境省の西村大臣は風評を生じさせないために、客観性と透明性の高いモニタリングを徹底する意向を示しています。
&Buzzとしては、福島第一原発の処理水の放出に伴う魚のトリチウム濃度の分析が行われている様子に注目しています。分析結果の公表を通じて、消費者や漁業者の安心を確保することが重要です。また、海水のトリチウム濃度の分析も行われる予定であり、環境省が風評被害を防ぐために公表を行うことを支持します。福島沖の海洋環境の安全確保に向けた取り組みを見守り、応援していきたいと思います。
