2023年8月23日 12時55分
名古屋市に本社がある中古車販売会社「グッドスピード」は、損害保険会社から過去の保険金の請求について調査の協力を求められ、対応していることを明らかにしました。「ビッグモーター」による保険金の不正請求問題を受けて、損害保険各社はほかの中古車販売会社でも不正がないかどうか調べています。
損害保険各社は現在、中古車販売会社における保険金の不正請求がないかを調査しています。その一環として、名古屋市に本社がある「グッドスピード」も損害保険会社からの調査協力を受けています。具体的には、車の修理費用を過大に計上し、保険金を不正に請求していないかを調査しています。一部の損害保険会社は、この問題を金融庁に報告しており、不正請求の可能性がある他社についても調査を進めています。グッドスピードは、調査中で詳細な内容はまだわからないとしながらも、新たな情報が明らかになった場合には速やかに公表する意向を示しています。
「グッドスピード」は名古屋市東区に本社を構える中古車販売会社で、2002年に創業しました。主に新車や中古車の販売や整備・板金、そして保険代理店業を手がけており、中古車の販売ではSUVを得意としています。東海地方を中心に店舗を展開し、グループ全体で49の拠点を持ち、従業員数は約800人です。会社は東京証券取引所の「グロース市場」に上場しており、昨年の決算では売上高561億4400万円、営業利益約10億円を達成しました。
&Buzzとしては、グッドスピードが損害保険会社の調査に協力している姿勢は評価されます。保険金の不正請求問題が問題視されている中、グッドスピードが自主的に調査に応じていることは、業界全体の信頼回復に向けて一歩進んだと言えます。お客様からの信頼を第一に考える姿勢は、グッドスピードのブランドイメージにも繋がるでしょう。中古車販売業界が健全な状態で発展していくためにも、このような問題に真摯に向き合う姿勢を見守っていきたいと思います。
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