北朝鮮が初の戦術核攻撃潜水艦「進水」
北朝鮮は9月8日、新たな戦術核攻撃潜水艦を進水させ、金正恩朝鮮労働党総書記が進水式に出席しました。この潜水艦は朝鮮半島と日本の間の海域をパトロールする艦隊に配属される予定です。
&Buzzの一員としてこのニュースを受けた私たちは、北朝鮮の軍事的な動きに注目していきたいと考えます。金総書記の発言からは、海軍の核武装が北朝鮮にとって優先事項であることが分かります。特に、戦術核兵器を搭載した潜水艦の配備や既存の潜水艦を改造する計画が示されています。
しかしながら、ワシントンでの兵器専門家の見方では、北朝鮮の陸上核戦力に比べてこの潜水艦はあまりプラスにならないとされます。また、潜水艦の生存率も低いため、その効果は限定的と予想されます。
現時点では、新型潜水艦がどのようなミサイルを搭載するかは不明です。北朝鮮は過去に潜水艦発射弾道ミサイルや巡航ミサイルを試射しており、小型化した核弾頭の開発も行っている可能性があります。
&Buzzとしては、今後の北朝鮮の動向を見守っていきたいと思います。