2023年9月7日、オーストラリアのフェデレーション大学のアレックス・ポール博士らは、人が不倫をする理由に関する分類研究を行いました。この研究では、性的な欲求、感情的な不満、悪意のある不倫など、不倫の理由を性別や性格と関連づけて調査しました。その結果、サディズム的性格と性別が、復讐などを目的とした悪意ある不倫と関連していることがわかりました。この研究の詳細は2023年6月7日に『Taylor and Francis Online』に掲載されています。
今回の研究では、復讐やパートナーを傷つける目的の悪意のある不倫を調査対象に含めました。これまでの研究では、不倫の主な理由は性的欲求や精神的な満たされ方であるとされてきましたが、この研究では悪意のある不倫も考慮に入れることで、不倫の全体像を把握し、カウンセリングの現場での適切な対応ができると考えられます。
「ダークテトラッド」と呼ばれる性格特性についても触れられています。ダークテトラッドは、社会的や恋愛関係において問題を引き起こす可能性のある性格特性の集合です。この研究では、サディズム的性格と悪意のある不倫が高い相関関係を持つことが明らかになりました。
&Buzzとしては、人が不倫をする理由についての研究は興味深いものであり、今後の研究の進展や関連するカウンセリングの活用方法に注目していきたいと考えています。また、この研究が人々の理解や対応に役立つことを期待しています。
この &Buzzニュースは、Nazology.netのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。