JERAセ・リーグ 広島1―3DeNA(7日・マツダスタジアム)
広島は2戦連続の延長戦サヨナラ勝ちの勢いをいかせず、接戦を落として3連勝を逃した。DeNA・東に対し、1点を追う3回に末包が放った同点ソロによる1得点。10勝の床田と最多勝を争っていた左腕に13勝目を献上する形となった。投手陣は8月13日の敵地・中日戦以来の先発だった遠藤が今季最長7回2失点と好投したが、6回に桑原に痛恨の勝ち越しソロを被弾。8回はアンダーソンも2打席連発を許した。
試合がなかった首位・阪神との差は8ゲームに広がった。8日からは敵地・甲子園で直接対決3連戦。新井監督は試合後、秋山の昇格を明言。右ふくらはぎを痛めて8月12日に登録抹消となったが、6日のウエスタン・阪神戦(由宇)の実戦復帰から2戦6打数3安打。右脇腹痛で4戦ベンチ外だった4番・西川も、当日の状態を見てスタメン復帰を判断。左手親指痛で2戦スタメン落ちの菊池も同様。総力戦で逆転優勝に望みをつなぐ。
以下、新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。
―3週間ぶり先発の遠藤が7回2失点
「登板間隔は空いたけど、前回(8月13日の中日戦で7回無失点)と同様、ツーシームも効果的でナイスピッチングでした」
―打線がDeNA・東を攻略できなかった
「やっぱり一番勝っているピッチャー。でも、ヒットは8本出て、凡打の内容もいい打者が多かった。いいピッチャーからいい対応をしていたと思います」
―早いカウントから仕掛けていた
「そこはミーティングで各自、備えてもらっている。いい反応ができてたんじゃないかなと思います」
―2回にソトの中犠飛の際、牧の本塁生還は微妙なタイミングだった
「ちょっとアツ(牧と本塁で接触した会沢)が気になって、出るところ(リクエスト要求)が遅れた」
―末包はスタメンが続く中で9月初本塁打
「今日もいいホームランだった。まだまだ彼も今から成長していく打者。結果を恐れず、どんどんスイングしてもらいたいと思います」
―4戦ベンチ外の西川について
「今日、強度を上げてバッティングして、何も問題がないということだった。明日の状態を見て判断したいと思います」
―2戦スタメン落ちの菊池について
「キクも(5日の試合で一塁ヘッドスライディングした際に痛めた左手親指の)腫れが残っている。そこも日々、判断しながらオーダーを決めていきたいと思います」
―実戦復帰から2戦6打数3安打の秋山について
「明日から合流してもらおうかなと思います。明日の状態を見てからにはなるが、本人にもスタメンでいくというのは伝えています」
―首位・阪神との3連戦に向けて
「一戦一戦。変わらず」は、ニュース記事:「【&Buzzの口コミニュース】【広島】新井貴浩監督「一戦一戦、変わらず」3連勝ならず8日から8ゲーム差の阪神3連戦 秋山翔吾が合流へ : スポーツ報知」の要約です。 以下、&Buzzとしては、首位・阪神との3連戦では広島の選手たちの戦いぶりを見守りたいと思います。3試合連続での勝利こそ期待されましたが、1試合ずつしっかりと戦っていく姿勢は素晴らしいです。特に新井監督が秋山のスタメンでの出場を明言し、チームの戦力アップに期待されていることも注目です。また、西川や菊池のケガの回復状況や成長途中の打者たちのパフォーマンスも見逃せません。広島の総力戦で逆転優勝に向けて応援していきたいと思います。
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