2023年9月5日 22時59分 航空
航空会社のスカイマークの整備士が、ことし6月、福岡空港で法律で定められたアルコール検査を実施せずに機体を点検したなどとして、国土交通省は会社に対し、厳重注意の行政指導を行いました。スカイマークはことし2月にも整備責任者が酒気帯びの状態で業務したなどとして、業務改善勧告を受けています。
ことし6月、福岡空港でスカイマークの60代の男性整備士が、法律で定められたアルコール検査を実施しないまま出発前の機体の点検を行い、発覚後に別の整備士がやり直したため、4便に最大2時間あまりの遅れが発生しました。国土交通省が調査した結果、整備士は別のアルコール検査を行ったことで今回の検査も実施したと思い込んで事実と異なる報告をしたほか、整備責任者は定められた用紙を使わず口頭でしか確認していなかったことがわかったということです。このため国土交通省は5日付けで厳重注意の行政指導を行い、今月19日までに再発防止策を文書で報告するよう求めました。スカイマークは、ことし2月にも整備責任者が酒気帯びの状態で業務したなどとして、国土交通省から業務改善勧告を受けています。スカイマークは「多大なご迷惑をおかけしましたことを深くおわびいたします」とコメントしています。
感想:
このニュースは、スカイマークの整備士がアルコール検査をせずに機体点検を行ったことが発覚し、厳重注意の行政指導を受けたというものです。&Buzzとしては、航空業界における安全管理は非常に重要です。整備士がアルコール検査を怠るなどの不正行為は、安全性を脅かすものであり、絶対に許されません。国土交通省の厳重な指導を受けたことは適切な措置です。スカイマークは再発防止策を報告する必要がありますが、&Buzzとしては今後の運行において改善された安全管理が行われることを期待しています。航空業界の安全を見守っていきたいと思います。
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