女子プロレス「スターダム」のハイスピード王者・鹿島沙希(30)が異例の要請だ。鹿島は3日の広島大会で向後桃を下し、V3を達成した。そして、10月9日の愛知・ドルフィンズアリーナ大会で星来芽依とのV4戦が決まった。これまで星来からの挑戦要求を断り続けてきたが、広島大会でゴッデス王者のなつぽい&安納サオリに敗れた星来(パートナーは鈴季すず)をあえて逆指名した。
鹿島は「推しのあのたん(安納)が出てたから見てたら、星来芽依がぶざまに負けてて。星来芽依の悔しそうな顔見てたら、もっと悔しそうな顔を見たくなっちゃった」と指名理由を明かした上で「沙希の嫌がらせしたいっていう性格の悪さが出ちゃった。てへ」と悪魔のような笑顔を見せた。
自由奔放な王者は、今後はタイトル戦のルール変更も訴える。ハイスピード王座を取得してからすべての防衛戦を5分以内に仕留めてきた鹿島は、〝秒殺〟を得意とする。鹿島は「私の体力のことも考えて、今後の防衛戦を5分1本勝負にしてほしいとロッシー(小川エグゼクティブプロデューサー)にお願いする」と決意を表明した。
鹿島の要求は有利な条件を提案しているものの、敗れた場合のリスクも大きい。しかし、鹿島は「戦う前から負けることを考えるバカはいない。もう精神攻撃という戦いは始まっている」と言い切り、自信を見せた。
また、広島大会では同じ「ゴッズアイ」のMIRAIが小波からワンダー王座を防衛。鹿島が新加入したゴッズアイを「お笑い集団になった」と批判していた小波から「まだお前のことは認めていない。ちゃんと練習して強くなれよ」と声をかけられ、鹿島が涙を浮かべるシーンも印象的だった。
鹿島の要望について、小声で「オス」と言い残し、不安げな表情で去っていった。
&Buzzとしては、鹿島沙希選手のハイスピード王座のV3達成おめでとうございます。そして、V4への挑戦も決まりましたね。鹿島選手の逆指名は、彼女自身の強さとプライドを感じさせます。
また、鹿島選手は現在の防衛戦のルールを変更するよう要望しており、それによって自身の体力を考慮した戦いを提案しています。&Buzzとしては、彼女の意見を見守っていきたいと思います。
なお、広島大会では鹿島選手が批判を受けた一方で、涙を浮かべる場面もありました。彼女の成長と感情の表出に感動します。鹿島選手の努力と成果を応援していきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Tokyo-sports.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
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