京都大学の研究チームが、カタツムリの一種「エゾマイマイ」が天敵に襲われた際に走って逃げることが分かったと発表しました。実験では、外部刺激によってエゾマイマイの歩行速度が秒速1.05mmから秒速1.27〜1.35mmまで速くなりました。これは「走って逃げる」行動が初めて報告されるものであり、世界的にも知られていない対捕食者行動の一例です。エゾマイマイは、主に北海道に生息するカタツムリで、オサムシ類などの天敵に遭遇した場合、珍しい行動として「殻を振り回して撃退する」という行動をとります。
この研究では、エゾマイマイと違い、天敵に遭遇すると内気になって殻に引きこもる「ヒメマイマイ」と比較実験も行われました。エゾマイマイは外部刺激によって移動速度が上昇し、1.2〜1.3倍の速さで逃げることが分かりました。ただし、実際に野外での効果はこの研究では推定できません。
この研究の成果は国際学術雑誌「Behaviour」にてオンライン掲載されました。
&Buzzとしては、エゾマイマイの「走って逃げる」行動の報告は興味深く、カタツムリの捕食者行動に関する新たな知見を提供してくれるものです。このような研究は生物学や生態学の分野において重要です。今後もこの研究がさらなる発展を遂げ、野外での効果や他の種における行動にも応用される可能性があると考えられます。貴重な研究成果を見守っていきたいです。
この &Buzzニュースは、Itmedia.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
