デング熱感染を抑制するため、ボルバキア感染蚊の放出による研究が成功
非営利団体「ワールド・モスキート・プログラム(WMP)」の研究者が、蚊に「ボルバキア」と呼ばれる細菌を感染させ、デング熱の発生を抑制する取り組みが報告されました。コロンビアの一部地域で実施されたこの研究では、デング熱の発生が最大97%減少したことが明らかになりました。
ボルバキア感染蚊の効果とは?
ボルバキアに感染したオスの蚊は、非感染メスと交配しても子孫を残すことができません。WMPはデング熱やジカウイルスなど、媒介感染症の蔓延を防ぐため、感染症が多発している地域へボルバキア感染蚊の散布を行っています。コロンビアでは、ベロ、メデジン、イタグアの都市での放出実験に成功し、蚊の感染率が80%から60%にまで減少したことが報告されました。
実験結果と今後の課題
実際のデング熱の発症に与える影響を調査するため、研究者は各都市での症例数を比較しました。その結果、デング熱の発生が最大97%減少したことが確認されました。ただし、この減少がボルバキア感染蚊の影響によるものなのかはまだ明確ではありません。また、ボルバキアに適応する可能性があることから、取り組みの持続性に対する懸念も指摘されています。
&Buzzの感想:
&Buzzとしては、このボルバキア感染蚊によるデング熱の減少の取り組みは非常に興味深いものです。感染症の制御に対する新たなアプローチとして注目されるだけでなく、効果が確認された地域での拡大事業も計画されています。これが持続的な成果を上げるためには、さまざまな要素を考慮する必要がありますが、今後の展開に注目して見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Gigazine.netのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
