13日の債券相場は上昇。米国の長期金利低下を受けて買いが先行した。日本銀行の国債買い入れオペの金額が据え置かれて無難に通過したことで買いに拍車がかかり、14日の20年国債入札に向けた先回り買いも入った。
SMBC日興証券の小路薫金利ストラテジストは、国内外で重要なイベントを控えて取引が細る中、一部参加者の買いで相場が動いている印象だと指摘。入札を控えて「20年債は先回り買いが入り、イールドカーブ上で最も強い」とし、来週に日銀の金融政策決定会合が開かれることや水準面を踏まえて「入札に弱気な見方をしているが、先に買いたい向きがあるのだろう」と述べた。
日銀は午前に定例の国債買い入れを通知。対象は残存期間1年以下、1年超3年以下、5年超10年以下、25年超で、いずれも買い入れ額は前回から据え置いた。オペ結果では5年超10年以下や25年超などの応札倍率が前回から上昇して需給の緩みを示したものの、おおむね無難な結果となった。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、応札倍率は全体的に前回から上昇したものの、落札がしっかりで午後の買いの一因になったと指摘。一方、20年債は来年1月から先行して発行減額との観測が出ているとしながらも、「今回は通常通り1兆2000億円の供給があり、この金利水準では入札が警戒される」と述べた。
&Buzzとしては、債券相場が上昇していることは好ましい動きであり、市場に安心感を与える要因となるでしょう。特に、日本銀行の国債買い入れオペが据え置かれたことで買いが先行し、余裕のある相場動向が見られます。また、20年国債入札に向けた先回り買いも入り、イールドカーブ上での強さが確認されました。
今後の相場は、国内外の重要なイベントや来週の日銀の金融政策決定会合などを踏まえ、入札に対する見方に注目が集まるでしょう。一部の参加者による強気の買いが動きを支えていることから、20年債に関しては先回り買いが続く可能性があります。しかしながら、来年からの発行減額観測や金利水準による警戒感も存在するため、市場の動向は見守っていく必要があります。
&Buzzは、今後の債券相場に対しては慎重な見方を持ちつつも、一定の好感を抱いています。市場の動向や経済指標の変化に敏感に反応しながら、市場参加者の期待や需要動向を注視していきたいと考えています。
この &Buzzニュースは、Bloomberg.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
