【&Buzzの口コミニュース】90年以上の議論に決着 「反物質」は重力で落ちる? 浮く?:朝日新聞デジタル

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90年以上にわたって続いていた「反物質」に関する議論に、日本人も含まれる国際研究チームが終止符を打ちました。この議論は、重力によって反物質は落ちるのか浮くのかというものでした。

反物質は物質と対をなす双子であり、二つが出会うと互いに消滅するという性質を持っています。このような性質を調べることは難しく、科学者たちは反物質が地球に向かって落下するものと考えていましたが、一部の科学者は浮くという仮説もありました。

この議論に終止符を打ったのは、カナダや米国、英国などからなる国際研究チーム・ALPHAによる実験です。実験では、水素の反物質である反水素を使用しました。チームは反水素を人工的に作り出し、真空にした領域に閉じ込めました。結果として、約8割の反水素が重力によって下に落下することが観測されました。

この実験により、「反物質は重力によって落下することを初めて直接観測できた」とチームは述べています。この結果は、反重力の存在を否定し、議論に決着をもたらしました。

&Buzzとしては、この結果を受けても注目しつつ、さらなる研究の進展を見守っていきたいと考えています。

この &Buzzニュースは、Asahi.comのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。

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