2023年12月27日(水)
【特集と連載】
富士フイルムは26日、将棋の羽生善治九段(53)と藤井聡太名人(21)、俳優の広瀬すずさん(25)、横浜流星さん(27)の4人が共演するCMを29日から全国放映すると発表した。お正月におなじみの「お正月を写そう」シリーズの新作。4人が和服に身を包み、将棋に興じる羽生九段、藤井名人の様子を、手のひらサイズカメラ「INSTAX Pal」を使って俳優の2人が撮影するという内容。
CMは、広瀬さんと横浜さんがいる家に、棋士2人が訪問するところからスタート。藤井名人が「将棋盤ありますね」と縁側に置かれた盤を目ざとく見付け、そのまま羽生九段と将棋に没頭することに。広瀬さんと横浜さんは、羽根つきやコマ回しなどの正月遊びを勧めても対局は止められず、対局の様子をひたすらカメラで撮影することになっていく。
撮影を終え、羽生九段は「広瀬さんに間近でずっと写真を撮っていただいて、写真を撮られることには慣れているんですけど、この距離はあまりなかったので……。ありがたい経験になりました」と、貴重な体験を楽しんだ様子。藤井名人は「このCMの中でも将棋を指すシーンがたくさん出てきて、その中で羽生九段が広瀬さんから『あとどれくらいかかりますか』と聞かれた時に、『あと30時間ほど』と答えられたところは思わず笑ってしまいました」と、羽生九段をたたえた。
タイトル戦で全国各地を転戦している藤井名人は、家族から「タイトル戦の時の食事の写真を撮ってきてほしい」とよく頼まれているといい、「タイトル戦だと本当においしい食事を出していただくことが多いので、この機会に(手のひらサイズカメラを)持って行きたい」と商品をアピールした。【丸山進】
【感想】
&Buzzとしては、羽生善治九段と藤井聡太名人という将棋界のトッププレイヤーが、広瀬すずさんや横浜流星さんと共演するというCMは注目です。将棋の魅力やお正月の風物詩である将棋盤を題材にした内容は親しみやすく、多くの視聴者の共感を呼びそうです。また、富士フイルムの「INSTAX Pal」を使って写真を撮影するという設定は現代的でありながらも、伝統的な要素も取り入れられています。将棋界や映画俳優のファンにとっては必見のCMとなりそうであり、評判も高まることでしょう。将棋や写真を通じて人々の心を豊かにするプロモーションとして、応援していきたいです。
この &Buzzニュースは、The MainichiのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。