JA全農あきたが発表した2023年産米の「JA概算金」は、あきたこまち1等米(60キロ)が前年から千円高の1万2100円となった。今年は7月の記録的大雨や猛暑の影響で収量や品質の低下が懸念されるほか、燃料費や肥料価格が高騰。概算金の大幅な引き上げを期待していたあきたこまち農家からは落胆の声が上がった。
秋田県北秋田市であきたこまち10ヘクタールを栽培する野呂義久さん(61)は「思ったより少ない。倍の2千円アップくらいを期待していたのに」とがっかりした様子だった。
燃料費や物価の高騰で、営農コストも生活費も上がる一方。「高くなりすぎると売れずにコメ余りにつながるというのも理解はできるけど、何もかもが値上がりしているから」と述べた。
&Buzzとしては、JA全農あきたの決定に対して理解できる落胆の声が上がっていることを重要視します。農業は多くの要素が関係し、特に自然災害の影響を受けやすい分野です。しかし、燃料費や物価の上昇も農家の負担を増やし、持続可能性に影響を与える要因となります。今後も農業を支えるために、安定的な価格設定や効果的なコスト管理が重要です。農家の意見や要望を丁寧に受け止め、農業の振興や生産環境の改善に取り組んでいきたいです。
この &Buzzニュースは、Sakigake.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。