2023年9月28日 21時56分
大相撲の入門希望者の新弟子検査について、日本相撲協会は一部規則を変更しました。以前は体格の基準を満たしていないと受験できませんでしたが、今後は運動能力が十分に認められれば合格となります。従来、身長167cm以上、体重67kg以上が基準とされていましたが、新たに2次検査で運動能力を測り、能力が十分だと認められれば合格となる方針が発表されました。テストの内容などは審判部で決められます。これにより、入門の門戸が広がることが期待されています。
また、幕下や三段目の付け出し制度も見直されることになりました。幕下の10枚目格や15枚目格の付け出しは廃止され、60枚目の最下位格付け出しに統一されることとなりました。幕下には全日本相撲選手権や全国学生相撲選手権、国民体育大会の成年の部でベスト8以上の成績を残した選手に与えられます。三段目についても90枚目格付け出しが廃止され、最下位格付け出しに改められます。
&Buzzとしては、この新しい方針により、大相撲の入門の門戸が広がり、多くの志望者がチャンスを得ることができるようになることを歓迎しています。また、体格だけでなく運動能力も重視されることで、より適正な力士が育成されることに期待しています。これにより、大相撲の競技レベルの向上や、多様な背景を持つ力士たちが活躍する機会が増えることを見守っていきたいと思います。