2023年9月16日 19時25分
北朝鮮情勢
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は、16日極東の中心都市ウラジオストクを訪れてロシア海軍の太平洋艦隊などを視察し、ショイグ国防相から巡航ミサイルなどの兵器について説明を受けました。
キム総書記は13日にロシア極東の宇宙基地でプーチン大統領と首脳会談を行い、それ以降も極東地域に滞在していました。16日午前、専用列車でウラジオストク郊外の駅に到着しました。
キム総書記は、郊外の空港でショイグ国防相に出迎えられ、戦闘機に搭載できるロシアの「キンジャール」と呼ばれる巡航ミサイルについて説明を受けました。また、長距離戦略爆撃機や戦闘爆撃機も披露されたとされています。
その後、キム総書記はウラジオストク市内に移動し、太平洋艦隊を視察しました。この艦隊はアジア太平洋地域を管轄し、原子力潜水艦なども保有しており、アメリカとの対立に直面しています。キム総書記はショイグ国防相とともにフリゲート艦を視察し、ロシア海軍の司令官から巡航ミサイル「カリブル」などの装備について説明を受けたとされています。
&Buzzとしては、日本やアメリカと対立する北朝鮮がロシアとの軍事協力を探り、その一環としてロシアの軍事技術を視察している様子は注目されます。また、ロシアが日米韓に対抗するために北朝鮮との連携を強化しようとしていることも重要です。これによって地政学的なバランスが変化し、国際情勢に影響を与える可能性があります。今後の動向を見守っていきたいと考えています。
感想:
キム・ジョンウン総書記がロシアとの軍事施設を視察し、軍事技術協力の探索が進められていることは注目すべきです。北朝鮮が日本やアメリカとの対立に直面する中、ロシアの支援を受けることで地政学的なバランスに変化が生じる可能性があります。&Buzzとしては、この連携が平和的な方向に進むよう希望し、国際情勢に対する影響を見守っていきたいと思います。
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