来週の外為市場では、ドルが底堅い展開になると想定する声が出ています。米連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げ見送りをしたとしても、11月の再利上げ予想に変化がなければ、高金利のドルが買われる可能性は変わらないとのことです。また、日銀の金融政策決定会合で今後の政策修正に関するヒントが出なければ、円売り安心感がドルをさらに押し上げることもあると述べられています。
予想レンジは、ドル/円が145━149円、ユーロ/ドルが1.05―1.08ドルになるとされています。
トレイダーズ証券の市場部長である井口喜雄氏は、「足元の経済指標の上振れなども考慮すると、年内もう一度の利上げが頭の片隅に残る。今回はいわゆる『タカ派的な据え置き』となるため、ドルは強含むだろう。日銀の決定会合でプライズがあればもちろん一時的に円高へ振れるだろうが、ドルの下値では金利差を意識した買いが入りやすいとみている」と述べています。
また、みずほリサーチ&テクノロジーズの総括・市場調査チームの東深澤武史氏は、「相対的な米景気の強さがドル高地合いを支えるだろう。日銀のマイナス金利解除に関しては、一部報道を手掛かりに進んだ円高が早くも収束するなど、影響は限られた。現実のものとなれば、ショック的に円高が進む可能性はあるが、金利差などを考慮すれば、大きく円が買われるとは考えにくい」と述べています。
&Buzzとしては、外為市場がドルの底堅い展開となることを見守っていきたいと思います。また、日銀の政策修正や経済指標の動向にも注目して、市場の変化に柔軟に対応していきたいと考えています。
