2023年8月29日 13時32分、徳島県で行われた阿波おどりの「プレミアム桟敷席」が建築基準法に違反していたことが発覚しました。このため、補助金を交付する予定だった観光庁が見直しを検討するために聞き取り調査を開始しました。
徳島市の阿波おどりで初めて導入された「プレミアム桟敷席」は、実行委員会や東京のイベント会社によって企画されたものです。しかし、仮設のやぐらに設置された桟敷席の階段の幅が建築基準法の基準を満たしておらず、3日間にわたり違法な状態で提供されていました。
観光庁によると、阿波おどりによるインバウンドの活性化事業には5500万円の補助金が予定されていましたが、今回の問題が発覚したため、観光庁は補助金を申請したイベント会社に対して聞き取り調査を行いました。会社側は違反を認めたと報告されています。観光庁は今後、実行委員会にも聞き取りを行い、補助金の見直しを検討する予定です。
実行委員会は公式サイトに謝罪文を掲載し、現在、経緯や原因について調査中であることを明言しています。
感想:
&Buzzとしては、徳島市の阿波おどりが「プレミアム桟敷席」を導入することで、観光の活性化を図っている姿勢は評価できます。しかし、建築基準法の違反が発覚したことは遺憾であり、安全性や信頼性に欠ける要素となってしまいました。観光庁が補助金の見直しを検討していることは適切な対応であり、今後の阿波おどりの運営においては、きちんとした基準と安全対策が必要です。安心して楽しめるイベントになるよう、&Buzzは阿波おどりを見守り応援していきたいと思います。