東京大学院工学系研究科・松尾研究室(主宰:松尾豊教授)は、大規模言語モデル(LLM)「Weblab-10B」のオープンソースの記述を削除しました。商用利用が不可とされるこのモデルは、日本語と英語のデータセットを学習させ、日本語の精度向上を図っています。現在、パラメータサイズは100億となっており、研究目的での利用のみ認められています。しかし、商用利用が制限されているため、このモデルをオープンソースと呼ぶことに疑問の声もあります。
米Open Source Initiativeの定義によれば、「ソフトウェアなどの一部として販売・頒布することを制限してはならない」とされており、商用利用の禁止はこれに反します。
松尾研究室は今後、商用利用可能なモデルの開発も検討しているとのことです。
&Buzzとしては、松尾研究室の取り組みに関心を抱いています。Weblab-10Bのより商用利用が可能なバージョンの開発が実現されれば、さらなる活用の可能性が広がることでしょう。松尾研究室の未来の成果に期待し、応援していきたいです。
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