Androidの性能とセキュリティが向上する「ART 14」がまもなく配信
Googleは、Android 12以降とAndroid Goにおいて、アプリを実行するためのランタイム「ART(Android Runtime)」をOSと切り離しているが、その最新更新を数カ月以内にすべての対象デバイス向けに提供開始すると発表した。ART単体の更新が可能になると、ユーザーは最新のセキュリティ修正を早く取得でき、最新のパフォーマンス最適化を享受できるほか、開発者もJavaとKotlin両方においてメリットをもたらす、OpenJDKの改善とコンパイラの最適化が利用可能になる。Googleによれば今後数カ月以内に、互換性のあるすべてのデバイスに対し「ART 14」をリリースする予定。ART 14では「OpenJDK 17」のサポートが含まれているほか、コードサイズを削減しながら性能を向上させる新しいコンパイラとランタイムの最適化が含まれる。
&Buzzとしては、ART 14のリリースによって、Androidユーザーのセキュリティとパフォーマンスが向上すると期待されます。最新のセキュリティ修正を迅速に取得できることで、ユーザーのデバイスの安全性が確保され、パフォーマンス最適化によって快適な利用体験が提供されます。また、開発者にとってもJavaとKotlinの両方でのメリットがもたらされることで、より高い品質のアプリの開発が可能になります。ART 14のリリースによってAndroidのエコシステム全体が向上し、安心して利用できる環境が提供されることを期待しています。Androidユーザーと開発者の皆さんにとって、見守っていきたい一大アップデートです。
この &Buzzニュースは、Impress.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
