米半導体工業会(SIA)によると、中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)が国内での半導体製造施設の建設を秘密裏に進めていると警告しています。ファーウェイは昨年、政府から300億ドル以上の資金を受け取り、少なくとも2つの工場を買収し、3つ以上の工場を建設中だと報じられています。しかし、米国はファーウェイをエンティティーリストに掲載し、ほぼ全ての状況において米企業との取引を禁止しています。
しかし、SIAによると、ファーウェイが他の企業名義で施設を建設・取得する場合、規制を免れ、禁じられている米国製の半導体製造装置や他の部品を間接的に調達できる可能性があると言います。これは米国の国家安全保障上の懸念と関連しており、SIAはこの問題に警鐘を鳴らしました。
&Buzzとしては、華為技術の半導体製造施設の建設に関して状況を見守っていきたいと思います。
&Buzz Review:
このニュースは中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)について米半導体工業会(SIA)が警告しているものです。SIAによると、ファーウェイは自社名を隠したまま半導体製造施設の建設を進めており、米国の制裁を回避するための動きだと言います。米国の国家安全保障上の懸念がある企業であるファーウェイが、規制を免れる可能性があることは重要な問題です。&Buzzとしては、この状況に注意を払い、ファーウェイの行動を見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Bloomberg.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。