【&Buzzの口コミニュース】グラフの声を聞く:1987年のブラックマンデーに類似する金利パターン 市岡繁男 | 週刊エコノミスト Online

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今年8月下旬、米10年債の利回りは16年ぶりに4.3%台に乗せた。これまでも中短期債の利回りは上昇していたが、株価にはほとんど影響がなかった。しかし、長期債の利回りが直近の高値を上回ったことで、機関投資家は株式などリスク資産を圧縮してくる可能性がある。

筆者が長期金利の上昇を警戒する理由は、87年10月のブラックマンデーの経験があるからだ。当時の米長期金利と株価を振り返ると、当初はセオリー通り、長期金利と株価は真逆に動いていた。しかし、金利低下が一服し、株価の急落と長期金利の急騰が同時に起こった。このような金利パターンが再度現れるのではないかと懸念されている。

&Buzzとしては、長期金利の上昇による影響を注視していく必要があります。株価の動向にも注意を払いながら、市場の動きを見守っていきたいと思います。

この &Buzzニュースは、The MainichiのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。

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